訪問看護ステーションの開業 収支シミュレーター

介護保険と医療保険の2本立ての収入で、開設後3年の収支と資金繰り、必要な資金の目安を、ご自身の数字で試算します。入力は、お使いの端末の中にだけ保存されます。

ご利用にあたって:開業を考える方が、自分で数字を入れて試算するための補助ツールです。行政書士などの資格者ではなく、指定申請などの書類の作成・代行はしません。結果は入力にもとづく計算で、収益・融資・指定を保証するものではありません。初期値は「例」であり、推奨値ではありません。報酬や基準は改定で変わるため、最新の告示・通知と、指定権者(都道府県・市)の案内をご確認ください。

訪問看護ステーションの開業前に、このシミュレーターで試算できること

介護保険と医療保険の報酬、人員、24時間対応の費用、入金の遅れを入力すると、開設後3年の収支・資金繰り・必要な資金の目安が分かります。

このシミュレーターで、何が分かりますか

開設準備の期間を含めて、開設後3年の収支と資金繰りを試算し、必要な資金の目安、資金が最も少なくなる時期(資金の谷)、黒字になる月、損益分岐の目安を示します。融資の相談で聞かれる「いくら必要か」を、初期費用と運転資金に分けて示します。年ごとの収支と主な指標は無料版で使えます。月ごとの収支と資金繰り(36か月の表とグラフ)・感度分析・CSV保存・印刷(PDF保存)は、有料のPro版で使えます。

訪問看護の収入は、介護保険と医療保険で、どう分かれますか

訪問看護ステーションの収入は、介護保険(要介護の方の訪問看護費)と、医療保険(がん末期・難病・医療的ケア児などの方の訪問看護療養費)の2本立てです。このシミュレーターは、両方の報酬を別々に入力して計算します。介護予防訪問看護(要支援の方)と、精神科訪問看護は含みません。

医療保険の管理療養費は、機能強化型かどうかで、いくら変わりますか

医療保険の訪問看護では、月の初日に訪問看護管理療養費を算定できます。機能強化型を届け出ていない場合は7,710円、機能強化型1では13,760円と、常勤の看護職員の人数などの要件に応じて額が変わります(令和8年6月1日からの点数。令和8年厚生労働省告示第74号)。

区分初日の額常勤看護職員
機能強化型なし7,710円なし
機能強化型113,760円7人以上
機能強化型210,460円5人以上
機能強化型39,030円4人以上
機能強化型49,030円4人以上

額は月の初日の管理療養費、人数は常勤の看護職員の目安です。人数のほかに、ターミナルケアの実績など、区分ごとの要件があります。開設直後は算定できないことが多いため、最新の告示・通知でご確認ください。

何を入力しますか

訪問看護の全国平均の収支は、どのくらいですか

厚生労働省「令和7年度介護事業経営概況調査」(令和6年度決算)では、訪問看護ステーション1事業所あたりの月の収入は約348万円、収支差率は10.3%です。ただしこれは介護保険の収入のみの調査で、医療保険の収入を含む収支差率は、この調査にはありません。医療保険の利用者が多い事業所とは、単純に比べられません。また、既存の事業所の平均で、新規開業の事業所の実績ではありません。

項目(訪問看護ステーション1事業所あたり・月額・介護保険のみ)全国平均
収入約348万円
月の訪問回数421.5回
看護職員の常勤換算5.4人
看護職員1人(常勤換算)あたりの月の訪問回数77.9回
常勤換算の職員数の合計8.6人
訪問1回あたりの収入8,248円
人件費比率70.1%
収支差率10.3%

サービスを提供してから、入金まで、どのくらいかかりますか

サービス提供の翌月10日までに請求し、保険給付は約2か月後に入る想定で計算しています。自己負担分は、別に回収します。入金までに約2か月の遅れがあるため、開設直後は、収入が入る前に人件費などが先に出ます。

開業には、何人の看護職員が必要ですか

看護職員(保健師・看護師・准看護師)が常勤換算で2.5人以上・うち1人は常勤、管理者は常勤の保健師または看護師、という基準を前提にした簡易計算です。理学療法士等は、この2.5人に含められません。詳細な基準は、指定基準と指定権者の案内をご確認ください。

このツールは、開業を考える方が自分で数字を入れて試算するための補助ツールです。結果は入力にもとづく計算で、収益・融資・指定を保証しません。報酬や基準は改定で変わるため、最新の告示・通知と指定権者の案内をご確認ください。