放課後等デイサービスの開業 収支シミュレーター

開設後3年の収支と資金繰り、必要な資金の目安を、ご自身の数字で試算します。入力は、お使いの端末の中にだけ保存されます。

ご利用にあたって:開業を考える方が、自分で数字を入れて試算するための補助ツールです。行政書士などの資格者ではなく、指定申請などの書類の作成・代行はしません。結果は入力にもとづく計算で、収益・融資・指定を保証するものではありません。初期値は「例」であり、推奨値ではありません。このツールは主として重症心身障害児以外を通わせる、定員10人以下の事業所のみに対応しています。重症心身障害児を主な対象とする事業所・医療的ケア児区分・定員11人以上の単価には対応していません。報酬や基準は改定で変わるため、最新の告示・通知と、指定権者(都道府県・市)の案内をご確認ください。

放課後等デイサービスの開業前に、このシミュレーターで試算できること

利用時間ごとの報酬、人員、利用児童の増え方、入金の遅れを入力すると、開設後3年の収支・資金繰り・必要な資金の目安が分かります。

このシミュレーターで、何が分かりますか

開設準備の期間を含めて、開設後3年の収支と資金繰りを試算し、必要な資金の目安、資金が最も少なくなる時期(資金の谷)、黒字になる月、損益分岐の目安を示します。融資の相談で聞かれる「いくら必要か」を、初期費用と運転資金に分けて示します。年ごとの収支と主な指標は無料版で使えます。月ごとの収支と資金繰り(36か月の表とグラフ)・感度分析・CSV保存・印刷(PDF保存)は、有料のPro版で使えます。

どんな事業所に対応していますか

主として重症心身障害児以外の児童を通わせる、定員10人以下の放課後等デイサービスに対応しています。重症心身障害児を主な対象とする事業所、医療的ケア児区分、定員11人以上の単価には対応していません。

報酬は、どのように決まりますか

放課後等デイサービスの報酬は、個別支援計画に定めた支援の提供時間に応じた「時間区分」で決まります。このシミュレーターでは、平日(学校がある日)の時間区分を選び、学校休業日(夏休み・土日祝日等)の割合を入力して、収入を計算します。定員に対して実際に1日に埋まる割合(稼働率)も入力できます。

令和8年6月以降に新しく指定された事業所は、基本報酬が下がりますか

令和8年6月1日以降に新規指定された事業所は、基本報酬が所定単位数の1000分の982(98.2%・約1.8%の引き下げ)になる臨時措置があります(令和9年度改定まで)。ただし、主として重症心身障害児を通わせる事業所の基本報酬、医療的ケア区分・強度行動障害児支援加算・人工内耳装用児支援加算・視覚聴覚言語機能障害児支援加算を算定する利用者の基本報酬、離島・中山間地域(特別地域加算の対象地域)の事業所、自治体が必要として設置する事業所(公募によりサービスが不足する地域に設置する事業所、自治体から補助等を得て設置する事業所)には、従前の報酬単価が適用される配慮措置があります。また、合併・分割・事業譲渡で、実質的に継続して運営されると認められる場合は、既存の事業所と同様の扱いです(出典:厚生労働省・こども家庭庁「令和8年度障害福祉サービス等報酬改定における改定事項について(報告)」)。

このシミュレーターでは、「2 利用時間の設定」の「令和8年6月1日以降に新規指定を受ける事業所」がオン(初期値)のときは、基本報酬に982/1000を掛けて計算します(加算には掛けません)。上に書いた配慮措置に当たる場合は、チェックを外してください。利用者ごとの除外(医療的ケア区分など)は反映していません。最新の告示・通知と指定権者の案内でご確認ください。

何を入力しますか

放課後等デイサービスの事業所は、全国にどのくらいありますか

全国の放課後等デイサービスの事業所数は、令和7年1〜3月時点で22,748か所で、1年前と比べて約6.8%増えています。1事業所あたりの月平均の給付費(国保連への請求額ベース)は、約219万円です。事業所数が増えているため、地域や事業所ごとの利用児童数の確保が、経営の分かれ目になっていることがうかがえます。出典:厚生労働省・こども家庭庁「障害福祉サービス等の最近の動向について」(社会保障審議会障害者部会)。

項目(放課後等デイサービス・全国)令和7年1〜3月
事業所数22,748か所
1年前(令和6年1〜3月)の事業所数21,305か所
1年間の伸び約6.8%
1事業所あたりの月平均の給付費約219万円

サービスを提供してから、入金まで、どのくらいかかりますか

サービス提供の翌月以降に入る想定で計算しています。実際の請求・入金のタイミングは、国保連合会の案内をご確認ください。入金までに遅れがあるため、開設直後は、収入が入る前に人件費などが先に出ます。

このシミュレーターで、確認が済んでいないものと、反映していないものは何ですか

確認済みのもの:基本報酬(時間区分の単位数)・地域区分の単価・各加算の単位数は、告示(平成24年厚生労働省告示第122号「児童福祉法に基づく指定通所支援等の費用の額の算定基準」・第128号「一単位の単価」)の現行条文で確認しました(2026年9月24日)。

反映していないもの:令和8年6月以降の新規指定の引き下げの、利用者ごとの適用除外(医療的ケア区分・強度行動障害児支援加算などを算定する利用者)、各種の減算(定員超過利用減算・児童発達支援管理責任者欠如減算など)、家族支援加算・子育てサポート加算などの一部の加算です。開設時期や条件によっては、この試算より収入が下振れする可能性があります。申請前に、最新の告示・通知でご確認ください。

このツールは、開業を考える方が自分で数字を入れて試算するための補助ツールです。結果は入力にもとづく試算で、収益・融資・指定を保証しません。新規開業の事業所は、開設初期に赤字となることが多い点にご注意ください。報酬や基準は改定で変わるため、最新の告示・通知と指定権者の案内をご確認ください。